「まだ行く!旬の行進曲」

前回は春の旬として「山菜の王様 タラの芽」を紹介しました。そこで今回は春の旬〜海のNo,1は俺だ!〜という訳で。これからの時期に美味しい魚介類を紹介します。

冬が旬じゃないの?

ごもっとも、産卵期前の冬に旬を迎える魚介類は非常に多いですが、ここ北海道では摂れる場所によってはこれからが美味しいものもたくさんあるのです。例えば「毛ガニ」太平洋釧路沖では1月から3月に摂れるものが旬ですが、オホーツク宗谷海峡や網走沖で摂れる「毛ガニ」はこれからの時期、3月から夏にかけて旬を迎えます。「噴火湾のホタテ」などは1月から5月までが旬なので、今が旬真っ盛りです。これはあくまでも「噴火湾のホタテ」の旬であり、他の場所では少しズレがあるようです。一般的には春の産卵前にあたる冬。そして春の産卵を経た7月頃と2度旬があったりもします。最近では養殖技術もすごく1年中美味しく食べれるのですが…。それでも北海道に住むものとしては、地場のものを食べて応援していきたいですね。

そんな訳でホタテの栄養素

いつでも美味しい「ホタテ」。「噴火湾のホタテ」は今が旬。そんな「ホタテ」の栄養素って何?改めて考えると、結構わからないものです。身近すぎてわからない。そんな事ってありますよね。「ホタテ」の代表的な栄養素は「ビタミンB1」と「タウリン」。ビタミンB1は糖の代謝を高め。エネルギーに変わる手伝いをしてくれます。このエネルギーが不足していると疲れやすくなります。なので「ビタミンB1」には疲労回復効果も期待されます。また脳の神経伝達にも影響し、集中力を高める効果もあるようです。
さらに「タウリン」。栄養ドリンクなどによく入っていますね。貝類はもとより「タコ」や「イカ」に多く含まれます。この「タウリン」はきちんと摂取することで心臓や肝臓の働きを助けてくれます。肝臓の働きが良くなると、これもまた疲労回復力がUPします。「ホタテ」スゴイ!!ちょっと疲れ気味な方にオススメですね。

それだけじゃないぞ!!

さらに、さらに貧血予防に効く「ビタミンB12」「葉酸」。味覚機能を保つのに効果的といわれている「亜鉛」。またまた肝機能に効果がある「アラニン」これは二日酔い防止のためにも是非。他にも脂肪を溜まりにくくしてくれる「イノシン酸」。不眠改善に「グリシン」。ああもう夢のような食材ですね。ちなみに、栄養ドリンクのタウリン1000mgや2000mg配合なんてのは「ホタテ」100gで摂取できます。1個の貝柱が20から60g。2・3個食べれるだけでバッチリ。カロリーも低い!!最高!!でも、バターで焼きたくなっちゃいますよね。

ちょっと待て、魚に春と書いて…

忘れていないかい?魚へんに春とかくあの魚の事。そう「鰆(さわら)」これこそ春の魚だろうと言いたいけど。基本これ関西のでの事ですし。関東や北海道では12~2月の「寒鰆」が好まれているようで。北海道ではあまり見ないのですが。こちらも噴火湾でとれるようですよ。これはまた別の話と言うことで…

今だから、こんな時だからこそ、食べるものを見つめ直しませんか?
お家で家族で、旬の美味しいものを食べて免疫力・抵抗力をつけ、健康を保ちましょう。兎に角、「ホタテ」はスゴイ。

yoroi0319

@yoroi0319


何歳になってもオカルト好きおじさん。 現在も購読中の少年ジャンプに費やした金額が怖くて計算する事ができない。本が好き。料理が好き。映画が好き。アニメが好き。妖怪が好き。UMAが好き。UFOが好き。怪談が好き。フォークロアが好き。虫が嫌い。ファミコン「火の鳥」のクリアが早い。