「蝗害とコロナ」

「新型コロナウイルス」でてんやわんやな日本。もちろん発祥の地である中国・武漢はもっと大変な事となっているのだろう。どこまで信憑性あるかはわからないが、Youtubeなどでバタバタと人が倒れていく映像は、なかなかショッキングなもので、さながらゾンビ映画のオープニングを想像させる。嗚呼、何か起こってはいけない何かが起き始めたんじゃないだろか。終わりの始まりなのだろうか。

そんな中、アフリカ東部のエチオピアはバッタの大群に襲われていた。所謂「蝗害(こうがい)」というヤツだ。日本では「蝗(いなご)」の字を使うが実際の漢字では「飛蝗」簡単に言えばトノサマバッタ(正式にはサバクトビバッタ)の大量発生だ。1平方kmの範囲に8,000万匹のバッタが集団となって飛来、函館の人口約3万人の人間が1日に消費するだけの食料を、この集団も1日で喰い尽くす。ましてや、数の目安として1平方kmの範囲に8,000万匹ってだけで、実際には4,000億ものバッタが大暴れしているようで、こちらの映像もとてもクルものがあり、虫嫌いの自分にとっては地獄でしかない。仮面ライダーすら気持ち悪く見える始末である。

日本の長野県や群馬県でも「イナゴの佃煮」とかあるし。食糧難の地域なら喰ってしまえばいいじゃん。と考えていた時期もありました。が、このバッタ「蝗害」を起こす前に変身するの「相変異」って言って。長距離を飛ぶ為に足長くなって、身体の中もスッカスカになるから食べれないんだと。大迷惑。長野の人もお手上げ。じゃあどうする?汚物は消毒だとばかりに火炎放射器で燃やしてみてはどうか?結果、火がついたまま飛ぶから大火災になるんですと。もう、無理。こいつら無敵。ついたあだ名が「黒い悪魔」。納得。

「ヨハネの黙示録」では五番目の天使のラッパで、奈落の王アバドンさん登場。アバドンさんはイナゴの群れを率いて人間に襲いかかり、死よりも苦しい病をばらまくそうで…。ん?病気ばらまくの?あれ?これって何かまずくない?「蝗害」ってどこまで来るの?
まず最初はアフリカ東部で発生ね。んでパキスタン、インド?あれ?ホントやばくない?って言ってるうちに来ました。

中国到達。
最悪。
もちろんウイルスも運べるようで。

まさか黙示録の世界を体験できるなんて貴重な時代ですね。
ちなみ海も飛び越えて日本にも来れるんですって。