「続・蝗害とコロナ」

旧約聖書 出エジプト記 10章 04-06節
もしもあなたが私の民を去らせることを拒むのなら、私は明日、あなたの領土にバッタを送り込む。バッタが地の面を覆い、地面を見ることができなくなる。そしてそれは、雹を免れて残されていたものを食い尽くし、野に生えているあなたがたの木をすべて食い尽くす。

さて、コロナの猛威がまったく衰える事もなく。ドラッグストアでもマスクは品切れ。マスクの転売で莫大な利益を出したもの多く現れ。ますます混沌としてきた今日この頃いかがお過ごしですか。

巷のSNSではコロナ関係のガセ・デマ情報が出回っているようで。抜粋すると。
「医療機関に勤めている方からコロナウイルスの対策情報いただきました。」
「今回のコロナウィルスは非常に熱に弱いことがわかりました。」
「耐熱性に乏しく、26-27度の温度で殺傷します。」
「お湯を飲むことはすべてのウィルスのためにも効果的。」
「民間の研究機関(医科大学)及び海外(アメリカ)からの情報です。」
他にも、「病院の看護婦さん&武漢研究所に派遣される●●さんの米国友人医師の文です」「今回の武漢ウイルスは耐熱性がなく、26-27度の温度で死にます。 そのため、お湯をたくさん飲む、お湯を飲ませれば予防できる。」とか。もうね、なんかさ、何故?何故このようなガセ情報が発生するの?
何も考えず拡散する方達は善意の行動なんだろうが、ちょっと考えればわかるよね。「26-27度の温度で殺傷って」そんなの人の体温で死ぬわ。「医療機関」とか「研究機関(医科大学)」とか何処だよ。米国友人医師もそう。こんなの迷惑メールと同レベル。でも、喉を乾燥させない事は大事だ。このちょっとした本当の情報が混ぜられているからやっかいだ。正直コロナよりやばい。

災害時にもちょくちょく流れるガセ情報。
一体なんの為にこのようなものが生まれるのだろう?
誰がなんの目的で作り、拡散させるのだろう?

1.業者が白湯を売りたい流行らせたい
これは無いなぁ。白湯なんて売ってもなぁ。あ、お茶でもコーヒーでもいいのか。ドリンク製造会社が儲かるか?コンビニか?うーん。

2.行動心理学者によるSNS拡散実験
政府依頼によるとか、陰謀論・都市伝説が好きな人ならたまらないね。東京マラソンはランナーを用いて移動時間を計測し「避難経路」や「行動可能人数」を算出するための実験的イベントだ…とか。今回のは政府による情報コントロール、民衆の心理コントロール実験ってとこだろうか。

3.ヒマ人のパニックを増長させる遊び
この軽卒な悪意が一番ありそう。でもこれはホント危険だわ。わざと嘘の情報って言うか、逆の情報を拡散させると一気に感染者が増える可能性があるわけだ。善意で拡散しちゃう考えない人々もいる訳だし。これこそまさにウイルスだ。

まぁどんな理由であれ拡散する人もいい加減情報に踊らされず。しっかり考えてSNSを活用してもらいたい。あんまり変な情報を拡散するって事は「自分は何も考えない愚者です」と自分で宣伝するようなものだ。

コロナだけでなくこちらもやばい。
最後にこれは拡散して欲しい。
前回もお話した「蝗害」に対して中国当局はある作戦を実行しようとしている模様。その名も「アヒル部隊」。中国の報道では、派兵されるアヒル部隊の数は なんと10万羽。【4000億匹のバッタ VS 10万羽のアヒル】頑張れアヒル!!
もう、どこまでホントなんだか…