5.コミックマーケット!

2020年初ブログです皆さん今年もよろしくおねがいします
さて、年末年始のコスプレの話題とといえばやっぱり冬のコミックマーケットでしょうか

そこで今回はコミケとは一体どんなものか
参加経験のある友人から情報収集をしてまいりましたので
いつもの初心者目線でレポートにしたいと思います

コミックマーケットとは

東京ビッグサイト、シンボルともいえる会議棟
http://www.bigsight.jp/

コミケの通称で親しまれているコミックマーケット
今や世界中のアニメ・マンガ・ゲーム好きが集う世界規模の一大イベントとなっておりますが
コスプレの祭典…ではなく、あくまで物販などの同人誌即売会を中心とした一蓮のイベントであり、コスプレはその中のひとつだそうです

コミケの始まりは?と思いちょっとネットで調べてみたところ
1975年にわずかなスタッフだけで立ち上げられ最初は小さな会議室にはじまったのを皮切りに、70年代後半のアニメブームにより漫画のほかにもアニメ系同人誌が登場していき、参加者が増えるにつれて会場を変えていき
78年ころにコスプレが見られるようになり
以降数々の漫画、アニメ、メディアの推移と共にその都度販売物の形態を本からCD・DVD等、時代の変化に対応させながら今日に至るイベントとなった模様です

とはいえ、ニュースサイトを見ているとコミケはメインの即売会よりも
とにかく沢山集まるコスプレイヤーさんに目を惹かれれしまいます
前述の通り、コスプレはコミケの一要素でしかないハズなのに、集まる人数や種類でいえばここが最多なのではないかと思われるほどです

主にどんなコスプレが集まるのか

Twitterなどからコミックマーケットに集まるレイヤーさんの傾向を観察すると
他のコスプレイベントにはないくらいに特に”傾向に左右されない”という印象を受けます

多種多様なコスプレイヤーが一堂に会するため、今回の物だけを見ても
超高クオリティコスプレイヤー、ガワコス(自作の着ぐるみやロボットの外装を着こむコスプレ)、ニュースやCM等の時事ネタを扱うコスプレ、普通に有名キャラクターのコスプレだけどもポージングや小物等でネタに攻めてくるコスプレ、さらにはCS放送のとある番組に出演する声優さんのコスプレまで、分類しようにも分けきれないだけのコスプレだらけとなっておりました

また、多数人による併せ(同ジャンル、作品などによる数人のチーム)も見受けられましたが、ほとんどの方がほぼ1人での参加でも様々な方向に魅力的なコスプレ多く見受けられるのも、他のイベント以上にコミケの特徴なのかもしれません

この点はコミケ通いの友人の話からも
流行りの物からマイナーなものまで本当に何でもあり、
1人で回って写真を撮らせてもらうだけでも楽しいので
毎年、毎回来て見ていく価値があるとのことでした

コスプレで遊ぶ環境はどのようなものか

これだけ面白そうなイベント、コスプレイヤーなら一度はコスプレをして参加してみたいと思ってしまうものです

しかしコミケとはどのような環境で
他のイベントと比べどのように遊ぶことができるのかが気になるので
こちらは参加してきた友人からリサーチをしてまいりました

○コスプレ面
場所が多く広い場所があるのも安心の会場
・有明会場(ビッグサイト敷地)内は主に下記の3カ所
 シンボルである逆三角形の建物の目の前の「エントランスプラザ」
 とにかく人気の囲み撮影地「庭園」
 逆三角形のとなり、西展示場棟の上で撮影ができる「屋上展示場」

・有明防災フェア&防災公園de献血withコミケ会場
すこし離れたところにある「東京臨海広域防災公園」(通称:防災公園)で同時開催されているイベント(ほぼコミケと同一イベントのようなものらしいです)
とても広く、多くのコスプレイヤーが集まるため、友人曰く迷ったらココがおすすめとのこと

○ 撮影面
撮影に関しては通常のイベントと同じように可能!
ただし、ロケーションが「東京ビッグサイト」と「その周辺」となるため背景のチョイスには中々難しく、セルフィーや記念撮影、囲みとよばれる有名レイヤーさんを360°囲んでの撮影など、被写体のみを中心とした撮影がメインとなる模様でした

コミケの様子を見てみたい

遠隔地に住んでいる場合やはりコミケの情報というものは
どうしても遠い世界の出来事と思いがちですが
数年前とは異なり今はネット社会、誰もが発信し簡単に受信できる時代です

コミックマーケットもまた類に及ばず
個人や多数の団体からの発信が多くされており
その様子は様々な媒体を通じて当日すぐに発信されているものもしばしば

以前取り上げたように
とくにコミケもまた個人から発信される情報は
インスタグラムやTwitterなどから情報を探すのが便利です
開催が12月末なので、すぐに写真をアップロードする方もいらっしゃいますが、カメラマンさんから写真を受け取ったり
自分の写真を現像する時間もあるので
概ね開催から1ヵ月ほどはハッシュタグ 「#C97 」「#C97コスプレ」
で検索をしてみると目とアイディアの保養になりますよ

※Cのあとの数字はコミケの開催時のナンバーになってますので
 前回のイベントの様子を見たいときは「#C96」などで検索すると
 過去の様子を探すことができます

コミケの注意点は

イベントである以上、コミックマーケットにも様々なルールがありますが
その中でも友人から「もし行くならば…」で一番に言われるのが

「体力と準備だけはしっかりしておけ」

という話をどの友人からも口をそろえて言われます

というのもこちらのイベント
今回の参加者数が4日間で79万人、いくら広い東京ビッグサイトといえども一度に全員を通すほどのキャパシティはありません
そのため一日平均約20万人が長蛇の列をなして順番に会場へ入ると考えると、それまでの「待機」が必要となるわけです

会場となる東京ビッグサイトは東京湾に面しており
夏は東京の酷暑に、冬場は有明の冷たい風に見舞われます
そんな中をひたすらに入場まで「待機」をし
環境状況に合わない「衣装を纏う」ということは
相応の体力が必要となるわけで
友人から「物見遊山で行くだけならやめておいたほうがいい」と言われるのも納得です

コミックマーケット81 三日目の西待機列の様子
youtubeより

ここまでコミケの過酷な「聖戦」っぷりを書いてはみましたが
ここまで分かっていてもコミケへの興味を抑えきれないのもまた事実
私もいつかあの場所へ行く機会があればとも夢を見ながら
しばらくはまたネットや人づてにコミケの話を聞いて楽しむことにします